イボログ | 無料学習サイトeboardの活動ブログ

小中高生のための無料学習サイトeboardの活動ブログ

2013年12月7日土曜日

eboardが、NPO法人になりました!

少しご無沙汰のブログ更新になってしまいました。
eboard代表、もとい! NPO法人eboard代表の中村です。

「やっとか…」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんがm(_ _)m
8月に申請をさせて頂き、下記のとおり、先月11月末にNPO法人化の承認を頂くことができました!


あわせて、eboardのサイトのヘッダーやフッターから、
私たちのめざすものや、開発・運営チーム(センセイたちの紹介もあります)をごらんになれます。

そして、そして、eboardが継続的に、発展しつづけられるよう、よりたくさんの方のご協力を
頂くべく、寄付をはじめとした応援のページを作成いたしました。

ぜひ、一度私たちのめざすものに目を通して頂き、少しでも共感頂けたら、
何らかの形で応援頂ければうれしいです。と同時に、「学びをあきらめない社会」、
みなさんの応援に応えられるサービスをめざし、事業の推進に尽力していきます。

NPO法人eboard代表 中村孝一


(以下、ホームページからの抜粋です)
日本に、不登校の子がどれくらいいるか、ご存知ですか?
小学校から高校までで、毎年約17万人。 中学校では、およそクラスに1人。
実は、彼ら/彼女らには、ほとんど体系的な学習の機会がありません。
そうした子ども達の多くが、通信制や定時制の高校に通いますが、
中退率は高く、卒業後の就業率も低い状態となっています。
それでは、毎日学校に通う子どもたちは どうでしょう?
全国学力テストによると、中3生のうち、中1の内容をしっかりと理解している子は約半分。
中には小学校からの復習が必要な子もいます。
1日の多くを過ごす学校での時間が、よくわからないまま進んでしまう子がたくさんいるんです。
だから、みんな塾に通います。 実に、中学3年生の7割以上が塾に通う現在。
しかし、一方で、6人に1人が学校に通うための経済的な援助を受けています。
都会に住んでいると想像もできませんが、日本の小学校の1/7、中学校の1/10は、
塾がないような過疎地域にあります。
知っていましたか? 同じ日本でも、これだけ環境がちがうこと。
学校に行けないから… 僕の家はお金がないから… ここは田舎だから…
そんなことで、あきらめてほしくない。
私たちは、インターネット上での学びをつくり、
教育現場へのサポートを通して、
「学びをあきらめない社会」を実現していきます。

2013年9月6日金曜日

eboard公式キャラクター、公募します!!

みなさん、はじめまして! eboardスタッフの稲田です。

子ども子供向けサイトなのに、無味乾燥とも言われてきた(?)eboard・・・
この度、そんなイメージを打破するべく、公式キャラクターのデザインを公募します!!

しかも・・・選ばれたデザインは、株式会社C-GRATのご協力の下、
全国の学生を対象に年間約150万部配布されている「0円(応援)ノート」に、
CSR広告として掲載されます ♪パチ☆(p´Д`q)☆パチ☆
全国の子ども達に、名乗りをあげるチャンスでありますよー。


以下、まじめに公募の詳細です(-ω☆)キラーン

1.募集趣旨:
eboard(いーぼーど)は、非営利団体eboard(NPO法人化申請中)が運営する
小中高校生向けの無料学習サイトです。インターネット上に、「誰でも、いつでも、自由に」学べる場所をつくることで、教育格差の解消をめざしています。
http://www.eboard.jp/

この度eboardでは、株式会社C-GRATが全国の学生を対象に年間約150万部配布する
「0円(応援)ノート」に、CSR広告を掲載させて頂くことになりました。
eboardでは、この「0円(応援)ノート」をはじめ、eboardウェブサイト、各種媒体等に掲載する
eboard公式キャラクターのデザインを、一般公募いたします。

子どもたちの目をひき、思わずサイトを訪れたくなるような、かわいいキャラクターの
ご応募多数お待ちしております。(ゆるいのはいい。できれば、エロかわいいのを(´д`(代表談))

・株式会社C-GRAT http://c-grat.com/
・0円(応援)ノート http://oennote.com/


2.スケジュール:
・募集期間 9月6日~10月1日
・採用作品発表 10月10日(予定)

3.応募資格:
どなたでも応募できます。(プロ・アマは問いません)

4.ファイル形式:
データは背景透過済みのpng形式。縦でも横でも可、手書きイラストをスキャンしたモノでも可。

5.提出方法:
メールにて、下記アドレスあてにご応募下さい。

「eboard 公式キャラクターデザイン係」
kazuki.inada@eboard.jp(@は小文字に直してください)

応募作品ごとに、Eメールにて下記の内容をメール本文に記載してください。
・キャラクター名
・作品の趣旨や意味、名前の由来等
・住所、郵便番号
・氏名 ふりがな
・電話番号
・(お持ちの方は)ホームページなどのURL
※頂いた情報は、本デザイン募集に係る必要範囲でのみ使用致します。


6.用途・範囲:
採用作品は、0円ノート(応援ノート)におけるeboardの広告をはじめとした
eboardのPR活動に使用いたします

7.採用作品制作者の特典
・賞金5000円
・採用されたデザインが掲載された0円ノート(応援ノート)
・eboardホームページ等にて採用作品、作者氏名、ホームページ等のURL掲載

8.著作権および注意事項:
・応募作品は応募者のオリジナルであること(著作権を有している作品であること)。
・応募作品は自作で未発表のものに限ります。
・応募作品の著作権その他一切の権利に関わる問題が生じた場合は、全て応募者の責任となります。
・応募作品の返却は行いません。
・採用作品は、採用決定と同時に当該作品(キャラクターのデザイン画、説明資料、その他付属資料の一切を含む)の著作権を譲渡するものとし、当該作品に関する一切の権利はeboardに帰属するものとします。
・採用作品はeboardの公式キャラクターとして、広報紙やホームページ、各種印刷物への掲載及び各種PRグッズの制作など、eboardの広報活動のために使用いたします。
採用作品の使用にあたっては、キャラクターのオリジナルデザイン、名前、色彩等を修正補填、または、単色モノクロで使用する場合がございますのでご了承ください。
・選考内容に関する問い合わせは、下記アドレスにお送りください。
kazuki.inada@eboard.jp(@は小文字に直してください)


一体どのようなデザインとなるのか・・・スタッフ一同今からとても楽しみです!
どなたでも応募可能ですので、少しでも興味がある方はぜひご応募ください。
それでは、ひとりでも多くの方からのご応募お待ちしています!

2013年8月29日木曜日

学習支援の訪問先の様子【写真編】

みなさん、はじめまして!

eboard スタッフの熊谷です。
以前のブログ「中山間地域での学習支援に向けて」で、代表の中村と一緒に現地を訪問した時の登場人物です。


今回は、訪問先の様子をみなさんにご紹介したいと思います!
授業の様子はお見せできないので、風景だけなのですが、この町の落ち着いた空気感を少しでも感じていただければと思います。



現地での最初の一枚。四方を山に囲まれているこの地域は、空気がとても澄んでいます。



町の中を流れるこの川は、子ども達の遊び場。
うなぎを捕まえるという究極の遊びが男の子には人気だとか。

全国レベルの水質を誇るこの川は、夏には蛍がとてもきれいです!



一面に広がる田んぼ。
ここでは、有機農法でお米を作っている農家がたくさんあります。



代表中村と、民宿の名犬ラッキー。
ラッキーは熱狂的な散歩好き。散歩の終わりには、「この世の終わり」の様な表情でこちらを見てくる。



民宿での一枚。
手作りの梅ジュースと手作りお菓子は心に染み渡るおいしさ。
この民宿でいただいた食事は、材料もこの町で作った有機のものばかり。
「素材の味のおいしさって、こういうことだったのか!」と思わずにはいられない味。
あぁ、また食べたいなぁ。。



滞在先の一室。
ここで、代表中村と2週間の2人暮らし(笑)



最後に、雨の降った後の午後の一枚。
山々にかかった雲と田んぼが幻想的な風景を作っていました。



以上、学習支援の訪問先での様子をご紹介しました。
写真では伝えきれませんでしたが、ここは住んでいる人達がとても温かいんです。人と人との距離がとても近く、子どもと大人の会話も多く、そのせいか子ども達がとても素直。
子どもが子どもでいて、大人が大人でいる、そんな空気に包まれた場所でした。


この地域で育った子ども達は、学習支援活動でどんな顔を見せてくれたのか。
活動の様子は、また後ほどご報告します!


2013年8月14日水曜日

eboardの動画再生回数が、100万回を突破しました!

こんにちは!猛暑の日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
いつも通りのブログを書く代表、中村です。


中学校へのeboard導入に向けて、日曜日まで2週間ほど熊谷と田舎ぐらしをしてきました。

訪問前は、はたして夏休みに中学生が学校に来て、eboardで勉強してくれるものか…と
かなりの心配がありましたが…

いざ始まってみると、
動画を見ながらノートをのとる子、家庭で自由に勉強を進める子、
友達と競い合いながら進める子など、かなりの手ごたえをつかむことができました。

また来週から現地滞在の予定ですが、この夏休み後期から2学期には、
単にeboardを使って勉強をするだけでなく、eboardを使って勉強をすれば、学力が上がる
という実績を、子どもたち自身の手ごたえをしっかりと作っていきたいと思います。


さて、そんあこんなの滞在の中、
eboardの動画の再生回数が、100万回を突破しました!
自分の動画で中学生が一斉に勉強をしているのを、生で見るのもなかなか変な感覚でしたが
自分のつくった動画が100万回再生されているというのも変な感じです。

eboardの動画は、こちらから。
eboardのサイト
YouTubeチャンネル

現場で子どもたちの声を聴き、やはり質の高い、量の担保された動画が
圧倒的に必要だと実感しました。
今後もeboardらしい動画を、積み上げていきたいと思います。

2013年7月26日金曜日

「兵糧」が届きました!!

こんにちは!代表の中村です。
もうこのブログは代表しか書かないのかって感じですが…今回までは私から。

昨今スタートアップ界隈では、投資家の方やユーザーの方から「現物支給」がなされることが多いようです。定番どころとしては、栄養ドリンク、お菓子、簡易食…
そんな中eboardもユーザーの方から、贈り物を頂きました。

しかし!なんと届いたのはお米!!10kgのお米を頂きました!


▲ご家庭でとれたお米とのこと。
お米どころの新潟県十日町市。おいしくないわけがありません。


以前からご連絡をとらせて頂いている10歳の男の子なんですが、
ご家庭からお米を頂く組織もなかなかないのではないでしょうか?まさに陣中の兵糧

加えて、心温まるお手紙も頂きました。

▲こちらこそ、eboardよろしくお願いします。


動画の視聴回数や、ユーザー数などが伸びるのももちろん嬉しいですが、
こうした応援のメッセージを頂けるのが、何よりの励みです。

これからも一人一人の声に応えられるサービスを、しっかりとつくっていきます。

ちなみに、彼のブログがこちら→ http://www.beppusinbun.com/
とても素直な言葉で、心に響くものがあります。ぜひ皆さんも、ご一読ください。

2013年7月21日日曜日

使わなくなったパソコンありませんか?

暑い日が続きますね…代表の中村です。
昨晩はウナギを食べて、スタミナをつけたつもりなんですが、鉛のように体が重いです。

今日の投稿は、eboardから皆さんへご協力のお願いです。

前回の投稿でもご紹介させて頂いた通り、
現在eboardでは、都市部で学習支援をされているNPO
また、へき地の学校や教育委員会と連携した 学習支援の取り組みを進めています。


しかし、いつも必ずと言っていいほど課題になることが…一体なんでしょう?


実は、ハード面なんです。
子ども1人1人が利用するパソコン、インターネット環境。

世界有数のブロードバンド大国の日本でも、
NPOが支援されている一人親家庭や生活保護家庭、またへき地の小中学校には
eboardを活用した学習に必要な端末やインターネット環境がありません。

東京や大阪などの都市圏で生活をしていると、スマホやタブレットを普通に見かけますが
むしろ都心部の環境は、まだまだ特殊です。


そこで、eboardでは今後現場との連携を進めていくにあたり、
eboardから無料で、現場に、子ども達に端末を貸し出せるような仕組みを
つくっていければと考えています。


というわけで、使わなくなったパソコンやタブレットご寄付頂けないでしょうか?

【対象となるパソコン、タブレット】
寄付していただきたいパソコンの基準は、以下の通りです。
① 電源が入り起動でき、動作に問題のないもの
② ノートパソコン、またはタブレット端末
③ 無線によるインターネット接続が可能なもの
④ ハードディスク60GB以上、メモリ1GB以上が望ましいです
データについては、幣団体で消去させて頂きますが、事前に消去頂いても構いません。

「寄付してもいい。否!私のホコリをかぶったパソコンが、
これからの子どもたちの教育に役立つのであれば、いざ!」
という方がいらっしゃいましたら、下記までご連絡ください。
koichi.nakamura@eboard.jp(@は小文字)

寄付頂いた端末の利用先が決まり次第、ご報告もさせて頂く予定です。
皆様のご協力、よろしくお願いします!

2013年7月13日土曜日

中山間地学習支援に向けて

こんにちは!代表の中村です。
記念すべき第一弾の記事ですが、中山間地域での学習支援の取組について、ご紹介します。

ちょうど先日まで、中山間地域のある町に私とeboard学習支援チームの熊谷が滞在していました。私の訪問は3回目、熊谷は初めての訪問。

▲大阪市の1.5倍程度の面積を持つこの町。
人口は6,000人程度で、深刻な過疎に直面している。


今回は、夏休みから試験的に始まるeboardを活用した学習支援について、
各中学校と最終的な調整をさせて頂きました。
直前までいろいろな課題がありますが、7月末から町内の2中学を対象に
eboardを活用しながら、学習支援の取り組みがスタートできそうです。


そもそも今回のお話、町の教育委員会からお問い合わせを頂き始まりました。
私も1回目の訪問で肌で感じることができたのですが、過疎地の教育事情は相当に深刻。
今回の学習支援の取り組みをするだけでも、大きく3つの課題がありました。

1.地理的課題
・学校間に距離があり、集合して学習支援に当たるのが難しい。
・中山間地域に位置しており、外部のリソース(資源)が届きづらい。

2.人員的課題
・大学生ボランティアなど、指導を担う若年層が少ない。
・学力にばらつきがあると、個別のサポートに当たりづらい。

3.予算的課題
・自治体の教育予算だけでは、上記課題を解決できるだけの
 人件費や教材費、外部からの交通費などの予算を確保できない。

今回は放課後の学習支援の取組みですが、学力や学校外教育の問題は
人口減少や町内進学者減少と相まって、学校統廃合や過疎と密接に関わっています。

▲学校パソコンルームでの学習環境を検討中。
奥のナイススマイルが初訪問の熊谷。 手前は教育委員会の担当の方。


次回の訪問は、学習支援が始まる7月末。
なかなか情報が出しづらいところもありますが、定期的にご報告していきます!

eboard[いーぼーど]のブログを始めました!

はじめまして!小中高生のための無料学習サイトeboardの中村孝一です。
無料学習サイトeboard[いーぼーど]

はじめの動画をアップロードしてから、もうすぐ2年近く。
いまさらの感じもありますが、今後の現場での学習支援活動やサイト更新
イベントのお知らせ、また映像授業を活用した教育についても、書いていきたいと思います。

どうぞ、末永くおつきあいください。