eboardストーリーと題して、クラウドファンディングサイトREADYFORでの
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初回記事 学習塾での経験①西宮ギャル 前編
http://eboardjp.blogspot.jp/2014/01/eboard.html
前回記事 新シリーズ!!未来への遺産
http://eboardjp.blogspot.jp/2014/01/eboard_29.html
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何回にもおよぶ教育委員会の方との、スカイプやメールでのやりとり。
そこで、分かってきたことは、阪神タイガースのおひざ元で育ってきた自分にとって
想像できないようなことでした。
大阪市ほどの面積に、6,000人程度の人口(ちなみに大阪市は、260万人)。
高齢化率は40%オーバー。電車は通っておらず、バスのみが交通手段。
町内唯一の公立高校は、将来廃校の危機にある中、
4つの中学校にも、統廃合の話が持ち上がっているということ。
そして、公営塾の学習支援の対象となる中3生は、少ない学校では1学年数人。
もちろん日本に「複式」という仕組みがあることは、知っていました。
それほど、子どもが少ない地域があると。
しかし、それはテレビの中の世界であって、実際に見聞きするものではありませんでした。
しかも、そこの学習面での課題を、eboardを使って解決する。。
「ここは、社会課題の最先端地域ですよ。」
担当者の方は、そう語りました。
今後あらゆる先進国で人口減少が進み、高齢化や過疎化が深刻化する中、
教育、医療、福祉、そして財政悪化、そんな全ての問題を背負い込んだ地域だったのです。
「まずはデジタル環境が整っている都市部で、事例をつくれないだろうか?」
そんなことを考えていた私は、タイガーアッパーカットをくらった気分でした。
しかし、話をきけば聞くほど、これほどeboardがマッチする場所はないと思いました。
高校受験による選抜もなければ、学習塾もない。
町内高校に進学する生徒の中には、将来国公立を受験する子もいれば
小数や分数の計算ができないまま進学する子もいる。
結果、大学進学を希望する子は、高校の段階で町を出ていってしまう。
そして、一度町を出た子は、なかなか帰ってこない。
これが、過疎か。これが、日本か。
自分の想像しえなかった、日本の未来を垣間見た思いがしました。
これは、どげんかせんといかん。
夏休みのトライアルの実施も大枠で決まり、最終的な決定を頂くため
最初のお問い合わせから1カ月、その町を訪問しました。
新幹線の駅から降り、高速バスで揺られること1時間半。
そして、そこに降り立った瞬間、感じました。
「あかん。とんでもねぇとこさ、来ちまった・・・」
(つづく)
次のストーリー カルチャーショック
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